建機部品の設計、生産販売を手掛ける安徽拓山重工(001226/深セン)が6月22日、深セン証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格24.66元に対し、初値は19.99%高い29.59元だった。終値はさらに上昇し、値幅制限いっぱいとなる同44.00%高の35.51元だった。

 同社は2011年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。建機部品およびアセンブリの研究開発、設計、生産、販売、サービスを主業務としており、長年の経験により鍛造、機械加工、熱処理、探傷検査などの分野で高い技術力を持つとともに、高品質で幅広い仕様に対応可能な生産能力を備えている。

 主な製品はローラーチェーン接続部品、ピンブッシュ、トラックローラー、クレビスピン、制動装置などである。三一重工(600031/上海)、中聯重科(000157/深セン)をはじめとする中国の大手建機メーカーを顧客に持つほか、タイタンインターナショナル、コマツなどの海外大手企業のサプライチェーンにも採用されている。
 
 2021年12月期の売上高は8億8668万元(前期比17.91%増)、純利益は8625万元(同2.00%減)。22年1〜3月期の売上高は2億1677万元(前年同期比12.89%減)、純利益は2575万元(同0.54%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の4億204万元(約82億円)は、約86%の3億4713万元をインテリジェント化生産ライン建設プロジェクトに、約9%の3505万元を研究開発センター建設プロジェクト(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)