風力発電ユニットの製造販売を手掛ける三一重能(688349/上海)が6月22日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格は29.80元に対し、初値は34.23%高い40.00元だった。終値は同37.45%高い40.96元だった。

 同社は2008年に三一電気有限責任公司として設立した民営企業で、13年に三一重型能源装備有限公司に、17年に三一重能有限公司に社名変更し、20年9月に株式会社化した。風力発電ユニットの研究開発、製造、販売および風力発電所の設計、建設、運営管理、太陽光発電所運営管理を主業務としており、中国国内だけでなく世界規模で風力発電の総合的なソリューションプランを提供している。2021年に販売した風力発電ユニットは321万キロワットで中国市場シェアは5.6%、業界8位となっている。
 
 2021年12月期の売上高は101億7470万元(前期比9.28%増)、純利益は15億9113万元(同16.01%増)。22年1〜3月期の売上高は20億4841万元(前年同期比2.96%減)、純利益は6億80万元(同25.03%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の30億3179万元(約615億円)は、約39%の11億7389万元を新製品・新技術開発プロジェクトに、約13%の3億8690万元を大規模メガワット風力発電機生産プロジェクトに、約5%の1億5507万元を生産ライン改良プロジェクトに、約5%の1億5087万元を風力発電機アフターセールス市場工程技術研究開発プロジェクトに、約5%の1億6504万元を子会社である三一張家口風力発電産業パーク建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)