深セン証券取引所のメインボードに上場している安徽鑫鉑アルミニウム(003038/深セン)が5月30日、年産10万トンの新エネルギー車用軽量アルミ合金部品生産プロジェクトを発表した。
 
 同社は2013年設立の民営企業で、21年2月に深センメインボードに上場した。工業用アルミニウム型材、工業用アルミニウム部品、建築用アルミニウム型材の研究開発、生産、販売を主業務としている。原材料の開発から金型の設計と製造、生産加工、表面処理、精密加工に至るまでの一貫した工業生産体系を持っており、新エネルギー分野の太陽光発電業界をはじめ、軌道交通、自動車の軽量部品、医療、環境保護、電子家電、エネルギー節約型建築などの分野で広く利用されている。
 
 2021年12月期の売上高は25億9654万元(前期比101.72%増)、純利益は1億2100万元(同33.01%増)。22年1〜3月期の売上高は9億6907万元(前年同期比109.48%増)、純利益は4593万元(同70.29%増)。
 
 公告によれば、同社は安徽省天長市人民政府と「軽量化アルミニウム合金自動車部品生産製造プロジェクト投資合意書」に締結し、同市内にある滁州ハイテク産業開発区にて年産10万トンの新エネルギー車アルミニウム部品生産拠点を建設する。計画投資総額は約10億元で、同社が設立する完全子会社の安徽鑫鉑新能源零部件有限公司(暫定名)がプロジェクトを実行する。
 
 プロジェクトについて同社は、現在の生産上のボトルネックを突破し、会社の持続可能な発展、製品構造の最適化、柱となる競争力の工場、スケールメリットの拡大、価格決定能力増強を実現することが主目的と説明している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)