鉄鋼冶金用耐火材料メーカーの洛陽科創新材料(833580/北京)が5月13日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格4.60元に対し初値は30.21%高い5.99元だった。取引開始後さらに上昇し、終値は同141.96%増の11.13元だった。

 同社は2002年設立の民営企業で、15年に株式会社化した。鋼鉄、非鉄金属などの工業向け耐火材料の研究開発、生産、販売を主要業務としており、機能性耐火材料、定型・不定型耐火材料が主な製品となっている。売上の約9割を占める機能性耐火材料には、液体金属浄化通気エレメント、液体金属流量調節エレメント、保護ケーシングパイプなどが含まれ、同社の2019〜21年における売上高平均値と中国国内市場規模から推算した、液体金属浄化通気エレメントの市場シェアはおよそ6.44%であり、中国における重要な耐火材料サプライヤーとしての地位を確立している。
 
 2021年12月期の売上高は1億2183万元(前期比5.30%増)、純利益は2650万元(同0.28%増)。22年1〜3月期の業績予測は、売上高が2400万〜2700万元(前年同期比9.58〜23.27%増)、純利益が525万〜570万元(同1.5%減〜6.94%増)となっている。
 
 新規上場に伴い調達予定の1億2000万元(約23億円)は、全て年産1.6万トンのクリーンスチール精煉用機能性複合材料生産ライン建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)