中国恒大問題は、恒大グループが経営破たんしたとしても金融システム不安にはならないだろうと一応落ち着いてきたものの、石炭の在庫不足による電力不足が暖房需要期を控えて中国経済の大きな下押し要因になりそうだ。大和総研の経済調査部主席研究員の齋藤尚登氏は10月21日、「中国経済見通し:一難去らずにまた一難」と題したレポートを発表し、中国経済の現状を概観した。2021年の中国の成長率見通しを引き下げている。レポートの・・・・
恒大、電力不足、コロナ警戒・・・重なる下押し要因で大和総研が中国経済見通しを下方修正
2021-10-22 12:32

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