ブロードバンドセキュリティ <4398> は8月3日、昨年8月に公表した2022年6月期の業績予想を大幅に上方修正した。第4四半期の売上高が前年同期に比べ28.3%増と大幅な増収見込みとなったためで、その結果、22年6月期(通期)の売上高は52億16百万円(前期比20.14%増)、経常利益は4億97百万円(同151.91%増)、当期純利益は3億52百万円(同190.27%増)になった。前年8月予想では売上高50億円、経常利益3億86百万円、当期純利益2億68百万円だったため、利益項目は30%前後の増額修正になった。

 収益見通しは計画通りに推移していたが、主に、脆弱性診断サービスが伸長し、また、情報漏洩IT対策サービスに定常収益が増加したことが収益を上振れさせたという。近年、コロナ禍の影響もあり、非接触で買い物などができるネットショッピングの需要が増大。また、在宅勤務の広がりによって会社と自宅をつないでオンライン業務を行う機会が増えるなど、インターネットを通じた情報のやり取りが増大する傾向にある。一方で、大手通信会社や金融機関などの大規模なシステム障害や大手企業や自治体などにおいて大規模な個人情報漏洩などの事故がニュースになることも増えている。このような社会環境の変化がネット環境のセキュリティを強化する同社の業務に追い風となっていると考えられる。引き続き、今期以降の業績にも注目していきたい。(イメージ画像提供:123RF)