臨床試験のアウトソーシング企業である諾思格(北京)医薬科技(301333/深セン)が8月2日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格は78.88元に対し、初値は0.01%高い78.89元だった。終値は同14.11%高の90.01元だった。
 
 同社は2008年設立で、15年に株式会社化した。臨床試験の外部委託を請け負うCRO企業で、臨床試験運営、臨床試験現場管理、生物サンプル検査・測定、データ管理・統計解析、臨床試験コンサルティング、臨床薬理学の各種サービスの提供を主業務としている。21年12月31日現在で中国国内の790あまりの医療機関と提携を行い、国内外の約750の顧客に対して高品質、高効率で国際規格、国内規格に適合した臨床試験アウトソーシングサービスを提供している。21年12月期の売上構成は、臨床試験運営サービスが51.99%、臨床試験現場管理サービスが18.22%、データ管理・統計解析サービスが14.91%となっている。
 
 2021年12月期の売上高は6億842万元(前期比25.59%増)、純利益は9923万元(同18.37%増)。22年1〜3月期の売上高は1億7024万元(前年同期比18.28%増)、純利益は2675万元(同15.39%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の6億1000万元(約118億円)は、約30%の1億8100万元をデータサイエンスセンタープロジェクトに、約31%の1億8900万元を臨床試験管理プラットフォームプロジェクトに、約10%の6300万元をSMO(治験施設支援機関)センタープロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)