各種ジャッキ製品を手掛ける常熟通潤汽車零部件(603201/上海)が7月29日、上海証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格30.56元に対し、初値は19.99%高い36.67元だった。取引開始後さらに値上がりし、終値は値幅制限いっぱいとなる同44.01%高の44.01元だった。
 
 同社は2002年設立の民営企業で、各種ジャッキとその関連製品の研究開発、製造、販売を主業務としている。商業用ジャッキ、車載ジャッキ、専門用ジャッキ、自動車リフトなどの自動車メンテナンス用設備、工具を主力製品とし、縦型、横型など270種類近い仕様の製品シリーズを揃えている。世界100カ国・地域を網羅する販売ネットワーク、アフターセールス市場を持ち、世界の3万店以上の大型小売チェーン、自動車修理チェーンで製品が販売されている。また、フォード、GM、フォルクスワーゲン、ルノー、日産など国際的な大手自動車メーカーと長期的な提携関係を築いている。スクリュージャッキでは2015年以降、国内、世界いずれの市場においてもシェア1位を保ち続けており、21年の車載用ジャッキの市場シェアは世界で約20%、中国国内で35%超だ。

 2021年12月期の売上高は30億5573万元(前期比23.54%増)、純利益は1億4215万元(前期比15.75%増)。22年1〜3月期の売上高は7億3634万元(前年同期比6.58%増)、純利益は2912万元(同16.08%増)。(編集担当:今関忠馬)
 
 新規上場に伴い調達予定の5億945万元(約101億円)は、約64%の3億2494万元を自動車メンテナンス・保守設備生産拠点プロジェクトに、約21%の1億927万元を研究開発センター・情報化プロジェクトに、約15%の7524万元を自動車部品製造プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)