深セン証券取引所のメインボードに上場している、盛視科技(002990/深セン)が7月28日、子会社を通じてナイジェリアに子会社を設立することを発表した。
 
 同社は1997年設立の民営企業で、2020年5月に深センメインボードに上場した。AI(人工知能)、ビッグデータ、IoTなどの新世代情報技術研究に従事し、出入国管理所システムのスマート化、スマート交通システム、スマート空港システム、スマートシティ管理システムなどを手掛けている。
 
 2021年12月期の売上高は11億2680万元(前年同期比20.50%増)、上場会社の株主に帰属する純利益は1億7923万元(同20.12%減)。22年1〜3月期の売上高は2億6073万元(前年同期比46.11%増)、上場会社の株主に帰属する純利益は5060万元(同49.09%増)。
 
 公告によれば、同社の完全子会社である香港盛視技術有限公司が99%、同じく完全子会社である盛視(マカオ)技術一人有限公司が1%を出資して、アブジャにナイジェリア盛視技術有限公司(暫定名)を設立する。資本金は1億ナイラ(約3300万円)で、AIやIoT、ビッグデータ、マシンビジョンなどの技術開発、情報システムインテグレーション、スマートロボットやスマートシステム、情報通信設備の生産などを業務範囲とする。
 
 ナイジェリアでの子会社設立について同社は「海外市場の開拓推進を加速するため、そして顧客により良いサービスをよりスピーディーに提供するため、海外の販売、サービスネットワーク整備の必要性が高まる中、アフリカにおける『一帯一路』の重点国であるナイジェリアに完全子会社を設置して、国の政策に呼応するほか、現地出入国管理所や港のスマート化などの商機を見出すとともに、周辺国・地域の市場に影響力を広め、海外市場の新たな成長空間を切り開く」と説明している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)