畜産用飼料添加物を生産する上海美農業生物科技(301156/深セン)が6月17日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格23.48元に対し初値は61.84%高い38.00元だった。終値は同47.06%高の34.53元。
 
 同社は1997年に上海美農飼料有限公司として設立した民営企業で、2011年に株式会社化するとともに現社名となった。甘味料、香料、pH調整剤、クエン酸、ビタミン、ミネラルなどの飼料添加物および酵素分解タンパク質飼料原料の研究開発、生産、販売を主業務としている。製品はブタ用が主体であり、飼料生産企業、飼育企業、販売店などが主な顧客だ。中国国内の20あまりの省、直轄市、自治区に顧客を持つほか、アジア、欧州、南米などに向けても販売している。20年における甘味料および香料の合計生産量は中国国内3位の規模を誇る。
 
 2021年12月期の売上高は5億4625万元(前期比29.89%増)、純利益は7055万元(同5.76%増)。22年1〜3月期の売上高は1億612万元(前年同期比20.55%減)、純利益は1476万元(同28.40%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の3億6328万元(約73億円)は、約78%の約2億8328万元を飼料関連製品生産ライン新規建設プロジェクトに、約8%の3000万元を営業・技術サービスセンター建設に用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)