地理情報技術関連サービスを手掛ける、陝西天潤科技(430564/北京)が6月17日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格8.05元に対し、初値は同値の8.05元だった。取引開始後値を下げる展開だったが、終値も公開価格と同じ8.05元で初日の取引を終えた。
 
 同社は1999年設立の民営企業で、12年に株式会社化した。地理情報の開発、応用を柱とし、リモートセンシング技術、衛星測位技術、先進的なデータ処理技術・情報化技術を利用して、新型のスマート都市建設、天然資源調査・モニタリング、整体環境保護、国土空間計画、公共セキュリティ・緊急対応保障、社会末端のガバナンス、エネルギー開発・利用といった分野で高品質な空間情報製品やシステム開発技術サービスを提供している。21年中国地理情報産業100強企業に選ばれており、2019年におけるリモートセンシング・地理情報データ測量サービスの中国市場シェアは0.06%、20年の空間情報システム市場シェアは0.22%となっている。
 
 2021年12月期の売上高は2億1856万元(前期比13.43%減)、純利益は1億3622万元(同28.81%増)。22年1〜3月期の業績予測は売上高が3600万〜3900万元(前年同期比4.12〜11.50%減)、純利益が250万〜320万元(同74.14〜122.90%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の1億379万元(約21億円)は、約66%の6875万元を空間情報インテリジェント化生産サービス体系建設プロジェクトに、約34%の3504万元を3D空間情報インテリジェント化アプリケーション研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)