半導体CMP装置メーカーの華海清科(688120/上海)が6月8日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格は136.66元に対し初値は71.96%高い235.00元だった。終値は同63.98%高の224.10元だった。
 
 同社は2013年設立で、20年に株式会社化した。半導体専用設備の研究開発、生産、販売と技術サービスを主業務としている。主な製品はウエハーの表面を平らに磨くCMP装置。同社のCMP装置は12インチおよび8インチの集積回路(IC)生産ラインに応用可能で、その性能は中国国内をリードする水準にあり、中国企業では初めて自主開発の12インチ用CMP装置をリリースして量産を実現した。

 製品は中芯国際、長江存儲、華虹集団、インテルなど国内外のICメーカーの生産ラインに導入されている。2018年以降中国大陸におけるCMP装置市場シェアを急速に伸ばしており、18年の約1.05%から19年には6.12%、20年には12.64%まで増やしている。
 
 2021年12月期の売上高は8億488万元(前期比108.58%増)、純利益は1億9827万元(同102.76%増)。22年1〜3月期の売上高は3億4837万元(前年同期比192.85%増)、純利益は9123万元(同121.63%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の10億元(約200億円)は、35%の3億5000万元をハイエンド半導体設備(CMP装置)産業化プロジェクトに、20%の2億元をハイエンド半導体設備研究開発プロジェクトに、15%の1億5000万元をシリコンウエハー再生プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)