深セン証券取引所のメインボードに上場している、安徽江南化工(002226/深セン)が5月12日、子会社がナミビアでのウラン鉱山開発プロジェクトを落札したと発表した。
 
 同社は1998年設立の国有企業で、2008年に深センメインボードに上場した。工業用爆薬、工業雷管など民間用爆発物の研究開発、生産、販売や施工サービスを主業務とし、18年以降は風力発電、太陽光発電プロジェクトの開発、建設、運営といった新エネルギー事業も手掛けている。民間用爆破事業では中国国内のみならず、コンゴ民主共和国、ナミビア、モンゴルなどのアフリカ、アジア諸国にも進出している。2021年12月期の売上高は64億8114万元(前期比65.39%増)、純利益は10億5266万元(同135.58%増)。22年1〜3月期の売上高は14億6790万元(前年同期比10.24%増)、純利益は1億5727万元(同8.07%減)。

 公告によれば、ナミビアにある同社の子会社、北方砿業科技サービス(ナミビア)有限公司がこのほど、中国国有原子力企業・中国広核集団がナミビアに持つ子会社で、鉱山の採掘・運営を手掛けるスワコプ・ウラニウムによる「フッサブウラン鉱山2号鉱坑第2期、第3期一体化プロジェクト」を落札した。プロジェクトの受注金額は12億4678万元で、北方砿業科技サービスは掘削、爆破、積み込み、輸送などのサービスを提供する。工期は2023年1月〜28年12月の6年間。
 
 プロジェクトについて同社は、国際化事業レベルのさらなる向上、鉱山のEPC請負業務規模の拡大に繋がるとともに、同社のサービス製造型企業へのモデルチェンジ、産業構造の最適化を後押しするとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)