金型・金属構造部品メーカーの銘科精技控股(001319/深セン)が5月12日、深セン証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格14.89元に対し、初値は20.01%高い17.87元だった。取引開始後さらに上昇し、値幅制限いっぱいとなる同43.99%高の21.44元に到達した。
 
 同社は2005年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。精密プレス金型および金属構造部品の研究開発、生産、販売を主業務とする。優れた金型設計能力を生かした製品・サービスは主に自動車工業分野で利用されており、マレリ、ヒロテック、ゲシュタンプ・オートモシオンなど世界的に有名な自動車部品サプライヤーを主な顧客とし、日産、マツダ、ボルボ、フォード、BMW、トヨタなどの自動車に採用されている。また、自動車分野以外ではリコー、京セラ、パナソニック、三菱、ヴィクトリックといった企業と取引関係を持つ。
  
 2021年12月期の売上高は8億5563万元(前期比16.89%増)、純利益は9441万元(同8.72%減)。22年1〜3月期の業績予測は、売上高が1億9759万〜2億1403万元(前年同期比11.33〜20.60%増)、純利益が2200万〜2411万元(同7.91〜18.27%増)となっている。
 
 新規上場に伴い調達予定の4億7493万元(約91億円)は、約64%の3億355万元を新エネルギー自動車部品産業基地プロジェクトに、約15%の7138万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)