生物化学的汚水処理技術を手掛ける清研環境科技(301288/深セン)が4月22日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格19.09元に対し、初値は40.39%高い26.80元だった。取引開始にさらに上昇し、一時は同124.62%高い42.88元まで上昇した。終値は、公開価格の2倍になる38.19元だった。

 同社は2014年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。急速生物化学的汚水処理技術の研究開発、利用に特化したハイテク企業で、自主開発した統合型沈殿エアリフトリアクター(RPIR)技術を利用した各種設備を提供しており、行政による汚水処理、工業パークの有機廃水処理などに用いられている。RPIR技術は、反応と沈殿を一体化させることで濃度の高い顆粒状汚泥の沈殿が可能で、短期間の工事で設置可能、省スペース、省エネ、低コスト、高い運用安定性といった長所を持っている。
 
 2021年1〜12月期の売上高は2億1443万元(前期比17.56%増)、純利益は7101万元(同8.27%増)。22年1〜3月期の業績予測は、売上高が2738万元(前年同期比25.63%減)、純利益が816万元(同52.41%増)となっている。
 
 新規上場に伴い調達予定の3億7133万元(約73億元)は、約73%の2億7133万元をハイエンド環境保護設備研究開発・製造拠点プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)