上海証券取引所のメインボードに上場している、山東華魯恒昇化工(600426/上海)が4月16日、湖北省で総額50億元の新エネルギー材料プロジェクトを実施することを発表した。
 
 公告によれば、同社の子会社である華魯恒昇(荊州)有限公司が4月13日に湖北省江陵県人民政府と「グリーン新エネルギー材料プロジェクト投資合意文書」に署名し、同県の新エネルギー新材料産業基地でのグリーン新エネルギー材料プロジェクトを実施する。
 
 プロジェクトの投資総額は約50億元で、年産10万トンのNMP(N−メチル−2−ピロリドン)装置、年産20万トンのBOD(ブタンジオール)装置、年産3万トンのPBTA(ポリブチレンアジペートテレフタレート)生産設備のほか、年産10万トンの無水酢酸ならびに付帯設備を建設する予定。
 
 NMPはリチウムイオン電池などの製造工程において溶剤として使用され、BODは高機能プラスチックの原料となる。また、PBTAはBDOなどを原料とした熱可塑性ポリエステル樹脂であり、優れた生分解性を持っている。

 同社は2000年設立で、02年6月に上海メインボードに上場した。化学工業製品および化学肥料の生産、販売や、発電、熱供給サービスを主業務としており、主な製品は新材料関連製品、有機アミン、肥料、酢酸とその派生物など。2021年12月期の売上高は266億3586万元(前期比103.10%増)、純利益は72億5416万元(同303.37%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)