インテリジェント製造設備を手掛ける広東安達智能装備(688125/上海)が4月15日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格60.55元に対し、初値は14.12%低い52.00元だった。取引開始後さらに値を下げ、終値は同23.25%安の46.47元だった。

 同社は2008年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。インテリジェント製造装置の研究開発、生産、販売を手掛けており、主要製品は、接着剤塗布機、コーティング機、プラズマ洗浄装置、硬化炉、インテリジェント組立機など。製品は、コンシューマーエレクトロニクス、自動車電子、新エネルギー、スマート家具、半導体など広範な分野に利用されている。2010年には中国国内初の全自動多機能高速接着剤塗布機の開発に成功した。21年1〜6月期の売上構成は接着剤塗布機が63.09%、コーティング機が10.28%、硬化・インテリジェント組立設備が8.77%、プラズマ機器が0.85%で、部品や技術サービスが17.01%となっている。
 
 2021年12月期の売上高は6億2811万元(前期比23.96%増)、純利益は1億5277万元(同14.52%増)。22年1〜3月期の業績予測は営業収入が1億2675万〜1億3882万元(前年同期比5〜15%増)、純利益が2406万〜2754万元(同2.63%減〜11.44%増)となっている。
 
 新規上場に伴い調達予定の11億7043万元(約232億円)は、約67%の7億8670万元を流体設備およびインテリジェント組立設備生産ライン建設プロジェクトに、約14%の1億6078万元を研究開発センター建設プロジェクトに、約5%の6294万元を情報化構築プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)