深セン証券取引所の創業板に上場している安徽銅冠銅箔集団(301217/深セン)が4月14日、年産2万トンのリチウムイオン電池用銅箔生産プロジェクトへの投資を発表した。
 
 同社の100%子会社である銅陵有色銅冠銅箔有限公司が13日、安徽省銅陵市人民政府および銅陵経済技術開発区管理委員会との間で、年産2万トンの電子用銅箔生産ライン建設プロジェクト投資に関する合意文書を締結した。投資総額は17億元で、プロジェクトは2期に分けて実施する。1期目は年産1万トン生産ライン建設を年内に着工し、2期目の年産1万トンプロジェクトは遅くとも2023年12月には着工する計画だ。
 
 プロジェクトについて同社は、自社の産業戦略に沿ったもので、リチウムイオン電池用銅箔市場シェアを高め、会社の競争力と持続可能な発展能力を強化することが目的だとしている。
 
 同社は2010年設立で、22年1月に深セン創業板に上場した。各種高精度電子用銅箔の研究開発、製造、販売を主業務とし、PCB(プリント基板)用銅箔およびリチウムイオン電池用銅箔を主要製品。リチウムイオン電池用銅箔製品は、新エネルギー自転車、各種デジタル製品、エネルギー貯留システムなどの分野に用いられている。21年1〜6月期の売上構成はPCB用銅箔が約66%、リチウムイオン電池用銅箔が約29%。20年の中国銅箔製品市場シェアは8.18%。
 
 2021年12月期の売上高は39億6482万元(前期比61.17%増)、純利益は3億4943万元(同387.26%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)