フォークリフトなどの変速機を手掛ける浙江金道科技(301279/深セン)が4月13日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格31.20元に対し、初値は6.03%高い33.08元だった。終値は、公開価格を18.62%上回る37.01元だった。
 
 同社は2003年設立の民営企業で、18年に株式会社化した。工業用車両の変速機構分野に特化し、フォークリフトなどの変速機の研究開発、生産、販売を行っており、先進的な技術と確かな品質、優れたアフターサービスにより杭叉集団、広西柳工機械、三菱重工など中国内外の著名フォークリフト完成車メーカーと長期的な提携関係を築いている。主要製品は機械式変速機、液体変速機、電動フォークリフト変速機、建機用変速機、ファイナルドライブなどで、売上高の90%以上がフォークリフト用変速機製品。年1〜6月期における同社のフォークリフト変速機シェアは、中国市場が18.50%、世界市場が10.48%だ。
 
 2021年12月期の売上高は6億3976万元(前期比20.78%増)、純利益は7938万元(同11.41%増)。22年1〜3月期の業績予測は、売上高が1億5000万〜1億8000万元(前年同期比7.98〜29.57%増)、純利益が1450万〜1700万元(同8.05〜26.68%増)となっている。
 
 新規上場に伴い調達予定の4億5000万元(約89億円)は、約87%の3億9000万元を新エネルギー物流伝動機械および液圧伝動ギヤボックス生産ライン建設プロジェクトに、約13%の6000万元を技術研究開発センタープロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)