上海証券取引所のメインボードに上場している特変電工(600089/上海)が11日、2021年12月期の業績報告を発表し、売上高が前期比37.40%増、純利益が同196.34%増の増収増益となったことを明らかにした。
 
 同社は1993年設立で、1997年に上海メインボードに上場した。送電、変電設備の生産販売や、工事業務のほか、多結晶シリコン、太陽エネルギーシリコンウェハ、インバーターの生産販売、太陽光発電所、風力発電所システム、火力発電などの事業も手がけている。

 当期の売上高は612億7836万元で前期比37.40%増、純利益は72億5479万元で同196.34%増となった。分野別では、新エネルギー産業・エンジニアリングの売上が同57.39%、粗利率が25.79ポイント増加、多結晶シリコン価格の上昇と販売量の増加が大きく寄与した。また、海外プロジェクトの進捗が加速したことなどにより、輸送・変電工事事業の売上が同53.53%増と大きく伸びた。
 
 さらに、新エネルギーのBOO発電所規模拡大による発電量の増加、火力発電所の発電量増加により発電業務の売上も同28.80%増え、新エネルギーの売上比率が高まったことで粗利率も前期より12.2ポイント上昇。このほか、石炭製品事業で価格の上昇と販売量増加によって売上が同73.58%増、粗利率が同8.25ポイント上昇した。

 中国国内の売上高は554億5957万元で同39.58%増、国外の売上高は48億8726万元で同34.34%増。粗利率は国内で31.38%と前期比10.98ポイント上昇した一方で、国外は新型コロナなどの影響により1.27ポイント減の17.88%だった。

 変圧器製品の生産量は2億3000万キロボルトアンペア、多結晶シリコン製品生産量は7万8200トン、販売量が7万5800トン。売上に計上された太陽光発電・風力発電プロジェクトは合計約2.3ギガワット、建設中または未引き渡しのプロジェクトが約593メガワット、石炭生産量が5000万トン以上となっている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)