節水バルブメーカーの上海冠龍閥門節能設備(301151/深セン)が4月11日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格は30.82元に対して初値は0.97%低い30.52元だった。終値は同8.14%安の28.31元だった。
 
 同社は1991年設立の民営企業で、2020年に株式会社化した。節水バルブの研究開発、設計、生産、販売を主業務とし、主力製品はバタフライバルブ、ゲートバルブ、絞り弁、逆止弁などのバルブ製品とその付帯製品。主に都市の給排水、水利、工業などの分野に利用されている。また、国内業界をリードする節水バルブサプライヤーとして、三峡ダム、南水北調プロジェクト、水立方(北京国家水泳センター)、北京首都国際空港などの大型プロジェクト向けに製品納入の実績を持つ。2021年1〜6月期の売上構成は、バタフライバルブが42.82%、ゲートバルブが19.19%、絞り弁が7.73%、逆止弁が9.69%となっている。
 
 2021年12月期の売上高は10億4684万元(前期比3.10%増)、純利益は1億9231万元(同73.11%増)。22年1〜3月期の業績予測は、売上高が1億8000万〜2億元(前年同期比0.51〜11.68%増)、純利益が3100万〜3300万元(前年同期比1.59〜8.15%増)となっている。
 
 新規上場に伴い発行予定の11億8744万元(約233億円)は、約34%の4億502万元を上海市の節水バルブ生産基地生産拡大プロジェクトに、約53%の6億3485万元を江蘇融通閥門機械有限公司の節水バルブ生産基地生産拡大プロジェクトに、約7%の8069万元を研究開発センター建設プロジェクトに、約6%の6687万元をインテリジェント情報化(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)