深セン市銘利達精密技術(301268/深セン)が4月7日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格28.50元に対し、初値は5.23%高い29.99元だった。その後、35.00元の高値があり、終値は公開価格を6.67%上回る30.40元だった。
 
 同社は2004年設立の民営企業で、19年に株式会社化した。金属、プラスチックの精密構造部品や金型の設計、開発、生産、販売を主業務とし、精密ダイカスト、精密射出成形、型材加工、非鉄金属プレスの技術を活かし、中国内外の顧客向けにさまざまなタイプの精密構造部品製品を設計から製造までのワンストップ形式で提供する。
 
 主な製品供給分野は太陽光発電、防犯カメラなどのセキュリティ、自動車、コンシューマーエレクトロニクスで、自動車分野ではBYDや寧徳時代といった新エネルギー車関連の大手企業を顧客に持つ。21年1〜9月期の売上構成は、精密ダイカスト構造部品が46.05%、精密射出成形構造部品が31.47%、型材プレス構造部品が21.23%。

 2021年12月期の売上高は18億3774万元(前年同期比21.18%増)、純利益は1億4818万元(同13.16%減)。22年1〜3月期の業績予測は、売上高が6億〜7億元(前年同期比62.01〜89.01%増)、純利益が5500万〜6500万元(同77.40〜109.66%増)となっている。
 
 新規上場に伴い調達予定の7億8111万元(約152万元)は、約61%の4億8123万元を軽量化アルミ・マグネシウム合金精密構造部品および射出成形部品インテリジェント製造プロジェクトに、約13%の9988万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)