上海証券取引所のメインボードに上場している双良節能系統(600481/上海)が4月6日に、内モンゴル自治区包頭市での20ギガワット級太陽光発電プロジェクトの建設契約を締結する予定であることを発表した。
 
 同社の董事会は今月1日、包頭レアアースハイテク産業開発区管理委員会との間で20ギガワットの高効率太陽光発電ユニットプロジェクト提携枠組み合意を締結する議案を可決した。プロジェクトは50億元を投じて20ギガワットの高効率太陽光発電ユニットを建設する計画で、まず第1期として15億元を投じて5ギガワットのユニット建設を2年間かけて行う。残りの15ギガワットについては、第1期プロジェクト始動後、市場の状況を踏まえて逐次始動しする見込みだ。
 
 また、このプロジェクトの実施にあたり、同社は3月28日にプロジェクトの運営主体として孫会社の双良新能科技(包頭)有限公司を設立している。
 
 同社は1995年に江蘇双良特霊臭化リチウム制冷機有限公司として設立、2000年に江蘇双良空調設備有限公司となった後に株式会社化、03年に上海メインボードに上場した。臭化リチウム吸収式冷凍機、空冷節水装置、高効率熱交換装置、電動ヒートポンプのほか、再生可能エネルギーによるグリーン水素製造システム、多結晶シリコン製造用還元システム、地下からの熱抽出、単結晶シリコンインゴット製造、太陽光発電設備などといった環境保護や新エネルギー分野の事業を手掛けている。今回発表したプロジェクトについて同社は、既存の単結晶シリコン製造業務とともに、自社の太陽光発電産業チェーンをさらに延伸する狙いがあるとしている。
 
 2021年12月期の売上高は38億2977万元(前期比84.87%増)、純利益は3億1012万元(同125.68%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)