杭州和順科技(301237/深セン)が3月23日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格56.69元に対し、初値は10.07%安い50.98元だった。終値は同5.63%安の53.50元。

 同社は2003年設立の民営企業で、15年に株式会社化した。二軸配向ポリエステル(BOPET)フィルムの研究開発、生産、販売を手掛け、様々な仕様、用途のBOPETフィルム製品を生産している。同社は特に電子製品、電気工業、自動車、建築、包装や装飾といった工業分野向け重要技術を獲得し、主力製品である各種有色光学ベースフィルム、透明フィルム、機能性フィルムを生産、販売。高い技術力を活かし、輸入に依存しているハイエンドフィルム製品の国産品置き換え加速を目指す。
 
 2021年12月期の売上高は6億3962万元(前期比69.66%増)、純利益は1億2369万元(同66.76%増)。22年1〜3月期の業績予測は、売上高が1億6800万元(前年同期比14.06%増)、純利益は3698万元(同1.24%減)となっている。
 
 新規上場に伴い調達予定の6億1478万元(約117億円)は、約71%の4億3623万元を二軸配向ポリエステルフィルム生産拠点建設プロジェクトに、約13%の7855万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)