首薬控股(北京)股フェン(688197/上海)が3月23日、上海証券取引所科創板に新規上場した。公開価格は39.90元に対して初値は22.31%低い31.00元だった。終値は同19.52%安の32.11元。
 
 同社は2016年設立の民営企業。低分子薬品の創薬企業で、非小細胞性肺がん、リンパ腫、肝細胞がん、膵臓がん、甲状腺がん、卵巣がん、白血病などの腫瘍や、2型糖尿病などを標的とした新薬の研究開発を行っている。目論見書発行日現在で17種類の候補化合物(うち6種類が自社単独開発、11種類が共同開発)が臨床研究段階に入っている。

 「中国の患者が手に入れられる新薬開発」を経営理念とし、抗腫瘍薬物、代謝疾患薬物、自己免疫疾患薬物などの国産イノベーション薬の競争力を高め、外国製薬品への依存を低減して、中国国内の患者により多くの、より優れた臨床薬物を提供し、患者の薬品へのアクセシビリティを大きく向上させることを発展ビジョンとしている。
 
 2021年12月期の売上高は1303万元(前期比85.67%増)、純損失は1億4624万元(同55.70%損失減)。22年1〜3月期の業績予測では売上高が0〜200万元、純損失が3000万〜5000万元となっている。
 
 新規上場に伴い上場予定の20億元(約38億元)は、40%の8億元をイノベーション薬研究開発プロジェクトに、35%の7億元を新薬研究開発・産業化拠点づくりに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)