和元生物技術(上海)股フェン(688238/上海)が3月22日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格13.23元に対し、初値は56.46%高い20.70元だった。終値は公開価格を65.61%上回る21.91元になった。
 
 同社は2013年設立の民営企業で、15年に株式会社化した。遺伝子治療の基礎研究向けに、遺伝子治療用担体の開発と製造、遺伝子機能研究などのCRO(医薬品開発業務受託機関)サービスを提供するほか、遺伝子薬物の研究開発向けにIND(新薬臨床開始申請)やCMC(原薬プロセス研究、製剤開発研究、品質評価研究)薬学研究、臨床サンプルのGMP生産などのCDMO(医薬品受託製造)サービスを扱う。21年1〜6月期の売上構成は、CDMOサービスが73.13%、CROサービスが24.16%となっている。
 
 2021年12月期の売上高は2億5494万元(前期比78.57%増)、純利益は5425万元(同42.55%減)。22年3月期の業績予告は、売上高が6500万〜7000万元(前年同期比39.11〜49.81%増)、純利益は1200万〜1500万元(同17.79〜47.24%増)となっている。
 
 新規上場に伴い調達予定の12億元(約227億元)は、約83%の10億元をスマート精密医療産業拠点建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)