遼寧何氏眼科医院集団(301103/深セン)が3月22日、深セン証券取引所創業板に新規上場した。公開価格42.50元に対し、初値は20%高い51.00元だった。
 
 同社は2009年設立の民営企業で、18年に株式会社化した。眼病患者向けに眼科診療サービスと検眼サービスを提供する。遼寧省内において、地域の末端診療所(初級眼保健サービス)、中規模の眼科医院(二級眼保健サービス)、難病などの治療を行う大規模眼科医院(三級眼保健サービス)という3クラスに分けた診療サービスを展開しており、初級機関55か所、二級機関32か所、三級機関3か所を設置している。このほか、北京や上海、重慶などに9か所を設けている。診療サービスには白内障、緑内障、増殖性硝子体網膜症、ドライアイを含み、屈折矯正、視力訓練のほか、中医学による診療を含む。
 
 2021年12月期の売上高は9億6245万元(前期比14.79%増)、純利益は8636万元(同13.48%減)。22年3月期の業績予測は、売上高が2億4334万〜2億6896万元(前年同期比15.70〜27.88%増)、純利益は3190万〜3526万元(同14.16〜26.18%増)となっている。
 
 新規上場に伴い調達予定の4億9353万元(約93億円)は、約28%の1億3700万元を瀋陽市の眼科医院拡張プロジェクトに、約9%の4559万元を北京市での新規病院建設に、約7%の3537万元を重慶市での新規病院建設に、約48%の2億3450万元を視覚機能センター新規建設に、約8%の4106万元を情報化プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)