太陽光パネルの世界大手、晶科能源<Jinko Solar>(688223/上海)が3月18日、青海省西寧市での年産30ギガワットの太陽光パネル材料製造プロジェクト実施を発表した。
 
 同社は18日、青海省工業・情報化庁、西寧市人民政府、西寧経済技術開発区管理委員会との間で「30ギガワット引き上げ法単結晶インゴットプロジェクト投資提携合意書」に署名し、西寧経済技術開発区館内の南川工業パーク内に30ギガワットの引き上げ法単結晶インゴット太陽光発電産業プロジェクトを実施することで合意に達した。
 
 プロジェクトは2期に分かれており、第1期は今年4月に年産20ギガワット分の引き上げ法単結晶インゴット生産ラインの建設を開始する。第2期については、2023〜24年に市場の需要に合わせて年産10ギガワット分の生産ラインを建設する予定だ。投資総額は第1期が約70億元、第2期が約30億元で合計約100億元となる。同社は太陽光発電市場が成長を続ける中で生産規模をさらに拡大し、市場競争力のさらなる向上を目指す構えだ。

 同社は2006年設立で、10年にはニューヨーク証券取引所に上場。今年1月26日には上海科創板に上場した。早い時期から大規模な太陽光発電技術、製品の開発、製造を手がけており、「ジンコソーラー」のブランド名で太陽光発電モジュールの生産販売規模は世界上位にあり、2016〜2019年にかけて4年連続で世界の太陽光発電モジュール出荷量1位だった。2020年には、太陽光発電モジュールの世界累計出荷量が70ギガワットを突破した。

 2月26日に発表した2021年12月期の業績速報によれば、売上高は404億7997万元(前期比20.26%増)、純利益は11億2297万元(同7.82%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)