改質プラスチックメーカーの広州市聚賽龍工程塑料(301131/深セン)が3月14日、深セン証券取引所の創業板に新規上場した。公開価格は30.00元に対し、初値は153.37%高い76.01元だった。一次88元を超える高値が付いたが、終値は157.67%高い77.30元だった。

 同社は1998年設立の民営企業で、2016年に株式会社化した。改質プラスチックの研究開発、生産、販売を主業務としており、PP、ABS、PC、PBT、PET、HIPS、PPO、PPSなどを材料とし、導電、導磁、抗静電気、導熱、抗菌、難燃、耐スプレーなど様々な機能性を付加した改質プラスチック製品を手掛けている。製品は家電製品、自動車工業、電子通信、医療・ケア用品などの分野で広く利用されており、主な顧客には美的、海信、東風汽車、トヨタなどを含む。売上構成では、PP(ポリプロピレン)改質プラスチック製品が6割前後を占めており、売上のほぼ100%が中国国内で、そのうち50%前後が広東省となっている。
  
 2021年12月期の売上高は13億308万元(前期比17.59%増)、純利益は6409万元(同16.73%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の3億6000万元(約67億円)は、約56%の2億元を華東生産基地第2期建設プロジェクトに、 約22%の8000万元を華南生産基地第2期建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)