上海証券取引所メインボードに上場している、陸上風力発電などを手掛ける中閩能源(600163/上海)が3月11日、2021年12月期の業績速報を発表し、前期比で増収増益となることを明らかにした。
 
 同社は1998年に福建省南紙股フェン有限公司として設立、同年6月に上海メインボードに上場した。製紙を主業務としていたが、2015年12月に体制変更によって現社名となり、主業務が陸上風力発電プロジェクトの開発、建設、運営へと変わった。国有企業の福建省投資開発集団の子会社である。福建省の各地や黒竜江省で風力発電所を運営しているほか、新疆ウイグル自治区には太陽光発電所を持っている。
 
 速報によれば、2021年12月期の売上高は15億6086万元で前期比24.67%増、純利益は6億7689万元で同39.31%増となった。
 
 業績が好調だった要因について同社は、売電量の増加により売上高が伸びたと説明。主に福建省にある馬頭山、王母山、大帽山、青峰(第2期)の風力発電所4か所が2020年に相次いで完成して稼働を開始し、21年に年間を通じてフル稼働を実現したこと、福建省にある平海湾の海上風力発電所(第2期)プロジェクトもフル稼働を実現したことで発電量、売電量が大幅に増加したとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)