上海証券取引所のメインボードに上場している、アルミニウム製品を扱う新疆衆和(600888/上海)が3月5日に2021年12月期の業績速報を発表し、前期比で売上高が40%以上、純利益が約130%それぞれ増加したことを明らかにした。
 
 同社は1996に株式会社として設立され、同年2月に上海メインボードに上場した。コンデンサの材料として用いられる精製アルミニウム、電子アルミ箔、腐食箔、化成箔の生産販売、各種アルミ製品の生産、販売を主業務とする、中国のアルミ加工トップ10企業である。また国から「グリーン工場モデル企業」「イノベーション型企業」などの認定を受けている。さらに、物流貿易、新疆ウイグル自治区のマグネサイトなどの鉱産資源開発も手掛ける。
 
 速報によれば、2021年12月期の売上高は82億2554万元で前期比43.88%増、純利益は8億991万元で同130.69%増となった。
 
 大幅な増収増益となった理由について同社は、アルミ電解コンデンサ用のアルミ箔材料市場、高性能アルミ合金市場の需要が旺盛な中、市場開拓を積極的に進め、生産ラインの生産能力を十分に発揮したことで合金製品、電極箔の売上が前期に比べて増加したと説明。また、2021年のアルミ価格が前年よりも上昇し、アルミ価格をベースとして価格設定する高純度アルミ製品、合金製品、アルミ加工品の価格が前期より上昇したことも売上が増える一因になったとした。
 
 さらに、同社が特変電工(600089/上海)、新特能源(01799/香港)とともに出資しているエネルギー企業、新疆天地能源有限責任公司の純利益が増加し、同社の投資益も増えたと紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)