(決算速報)
 Delta-Fly Pharma <4598> (東マ)は2月12日の取引時間終了後に21年3月期第3四半期累計業績を発表した。ライセンス契約に伴うマイルストーンを受領し、研究開発費の減少で赤字縮小した。通期予想は据え置いた。なお2月8日には20年12月発行の第4回新株予約権の大量行使を発表している。株価は安値圏でモミ合う展開だ。第3四半期累計業績に対する反応は限定的だろう。出直りを期待したい。
 
■21年3月期3Q累計赤字縮小、通期予想据え置き
 
 21年3月期第3四半期累計の業績(非連結)は、売上高が1億円(前年同期は事業収益なし)で、営業利益が7億70百万円の赤字(同12億23百万円の赤字)だった。日本ケミファとのライセンス契約に伴うマイルストーンを受領し、研究開発費の減少(36.6%減の6億54百万円)で赤字縮小した。
 
 通期予想は据え置いた。ライセンス契約に伴うマイルストーン対価で売上高3億円を見込み、営業利益、経常利益、当期純利益は、いずれも8億50百万円の赤字予想としている。臨床試験が進展して早期の上市・収益化を期待したい。
 
■株価は出直り期待
 
 株価は反発力が鈍く安値圏でモミ合う展開だ。第3四半期累計業績に対する反応は限定的だろう。出直りを期待したい。2月12日の終値は1104円、時価総額は約50億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)