(決算速報)
 LibWork <1431> (東マ)は2月10日の取引時間終了後に21年6月期第2四半期累計連結業績を発表した。受注好調で計画超(1月18日に2回目の上方修正)と順調だった。通期予想を据え置いたが上振れの可能性がありそうだ。なお同時に公募増資・売出し、株式2分割(21年4月1日付)、株式2分割に伴う期末配当予想修正(実質変更なし)と株主優待制度実質拡充も発表した。株価は調整一巡感を強めている。目先的には公募増資による希薄化を嫌気する可能性もあるが、収益拡大基調を評価して出直りを期待したい。
 
■21年6月期2Q累計順調、通期上振れの可能性
 
 21年6月期第2四半期累計連結業績(20年7月タクエーホームを子会社化して第1四半期から連結決算開始)は、売上高が45億45百万円、営業利益が2億51百万円、経常利益が2億96百万円、四半期純利益が1億63百万円だった。
 
 前年同期の非連結業績(売上高38億44百万円、営業利益2億89百万円)との比較ではM&A費用やのれん償却費などで営業減益の形だが、売上高・利益とも計画超(1月18日に2回目の上方修正)だった。新型コロナウイルスを契機とする戸建住宅需要の高まり、デジタルマーケティングの強化、事業エリアの拡大、異業種とのコラボレーションも活用した新商品開発などで、デジタル集客数が前年比149%、受注棟数が前年比227%と大幅伸長した。
 
 四半期別に見ると、第1四半期は売上高10億11百万円で営業利益1億95百万円の赤字、第2四半期は売上高35億34百万円で営業利益4億46百万円だった。第1四半期は新型コロナウイルスの影響で着工・引き渡しの遅延が発生したが、第2四半期は引き渡しが順調に進捗した。
 
 通期連結業績予想は据え置いて売上高が95億円、営業利益が3億90百万円、経常利益が4億円、当期純利益が2億46百万円としている。20年6月期の非連結業績との比較で売上高が57.4%増収、営業利益が2.7倍増益、経常利益が2.1倍増益、当期純利益が79.6%増益となる。
 
 強みとしているデジタル集客によって受注が好調であり、原価低減なども寄与して大幅増収増益予想としている。第2四半期累計の進捗率は売上高が47.8%、営業利益が64.4%と順調だった。通期予想も上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。
 
■公募増資・株式2分割・株主優待制度実質拡充なども発表
 
 なお2月10日には、公募増資・売出し、株式2分割(基準日21年3月31日、効力発生日21年4月1日)、および株式2分割に伴う期末配当予想修正(実質変更なし)と、株主優待制度の実質拡充を発表した。
 
■株価は調整一巡
 
 株価(20年10月1日付で株式2分割)は上場来高値圏から反落して上値を切り下げる形だったが、調整一巡感を強めている。目先的には公募増資による希薄化を嫌気する可能性もあるが、収益拡大基調を評価して出直りを期待したい。2月10日の終値は1837円、時価総額は約199億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)