(決算速報)
 インテージホールディングス <4326> は2月9日の取引時間終了後に21年6月期第2四半期累計連結業績を発表した。第2四半期から需要が回復基調となり、期初計画を大幅に上回った。そして通期連結業績予想を上方修正した。需要が回復基調であることを勘案すれば、通期予想に再上振れ余地がありそうだ。株価は昨年来高値更新の展開だ。上方修正を好感して上値を試す展開となりそうだ。
 
■21年6月期2Q累計が計画超で通期予想を上方修正
 
 21年6月期第2四半期累計(20年7月~12月)の連結業績は売上高が273億30百万円、営業利益が18億85百万円、経常利益が22億53百万円、四半期純利益が16億12百万円だった。
 
 決算期変更で前期(20年6月期)が15ヶ月決算のため、参考値として前年同一期間(19年7月~12月)との比較で見ると、売上高は0.9%減収、営業利益は16.1%減益、経常利益は2.1%増益、四半期純利益は10.1%増益となる。
 
 ただし売上高、利益とも期初計画を大幅に上回った。新型コロナウイルスの影響で引き続き一部業務に延期や中止が発生したが、第2四半期(20年10月~12月)に需要が回復基調となり、10月~12月期として過去最高の売上高、営業利益となった。
 
 四半期別に見ると、第1四半期は売上高127億14百万円で営業利益2億66百万円、第2四半期は売上高146億16百万円で営業利益16億19百万円だった。
 
 通期の連結業績予想は上方修正して、売上高が575億円、営業利益が36億60百万円、経常利益が41億円、当期純利益が28億円とした。
 
 修正後の通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が47.5%、営業利益が51.5%、経常利益が55.0%、当期純利益が57.6%となる。新型コロナウイルス感染再拡大の影響を一部織り込んでいるが、第2四半期から需要が回復基調であることを勘案すれば、通期予想に再上振れ余地がありそうだ。
 
■株価は上値試す
 
 株価は昨年来高値更新の展開だ。13週移動平均線がサポートする形で順調に水準を切り上げている。さらに上方修正を好感して上値を試す動きとなりそうだ。2月9日の終値は1177円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS70円08銭で算出)は約17倍、時価総額は約476億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)