英国の首都ロンドンで29日、ベトナムと英国の自由貿易協定(UKVFTA)が署名された。UKVFTAは2020年12月31日に発効する。

  ベトナムと英国のFTAは、2年以上に及ぶ交渉を経て今年12月に合意に達し、今回の署名に至った。

  英国はUKVFTA発効から6年後までに、ベトナムの対英国輸出額の99.7%に相当する全品目の99.2%の関税を撤廃する。これには、水産物、コメ、縫製品、木材、野菜・果物、皮革製品などが含まれる。また、ベトナム産のコメに対する関税割当制度について、UKVFTA発効から3年後に割当数量を引き上げる。

  一方、英国からベトナムに輸入する製品に対する関税率については、英国からの輸入額の64.5%に相当する全品目の48.5%の関税が発効直後に撤廃される。また、発効から6年後までに輸入額の97.1%に相当する全品目の91.8%、9年後までに輸入額の99.8%に相当する全品目の98.3%の関税が撤廃される見通しだ。

  ベトナムにとって英国は、ヨーロッパで3番目に大きな貿易相手国となっている。2010年から2019年にかけて両国間の貿易総額は3倍へと急増した。2019年の貿易総額は66億5700万USD(約6920億円)で、うち輸出額が58億USD(約6030億円)、輸入額が8億5700万USD(約890億円)だった。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)