CGIIホールディングス(01940)は12月29日、香港メインボードに新規上場した。公募価格1.37香港ドルに対し、初値は1.70香港ドルで、公募価格を24%上回った。同社は当初11月10日に上場を計画していたが、その直前にアント・グループの上場計画が突如停止されるなど、IPO市場に動揺が広がったこともあって上場を延期していた。
同社は、北京、天津、河北省で構成されるジンジンジ地域(Jing-Jin-Ji)における2番目に大きな産業ガス供給会社。ジンジンジ地域は華北で最大の都市化メガロポリス地域であり、収益の面で中国の産業ガス市場全体の約17.3%を占めている。(イメージ写真提供:123RF)
【香港IPO】産業ガス供給会社のCGIIの初値は公募価格を24%上回る
2020-12-29 11:00

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