(決算速報)
 トシン・グループ <2761> (JQ)は12月28日の取引時間中に21年5月期第2四半期累計の連結業績を発表した。新型コロナウイルスによる経済収縮の影響で減収減益だった。通期減益予想を据え置いた。第2四半期から需要が緩やかに回復傾向であり、後半の挽回を期待したい。株価はモミ合い展開で第2四半期累計の減収減益に対しても反応薄だった。通期減益予想を織り込み済みだろう。出直りを期待したい。
 
■21年5月期2Q累計は新型コロナ影響で減収減益、通期予想据え置き
 
 21年5月期第2四半期累計(5月21日~11月20日)連結業績は、売上高が前年同期比10.9%減の200億37百万円、営業利益が41.0%減の7億30百万円、経常利益が37.8%減の10億72百万円、純利益が40.6%減の6億79百万円だった。新型コロナウイルスによる経済収縮で建設・住宅市場が低迷するなど、事業環境が悪化して減収減益だった。
 
 ただし四半期別に見ると、第1四半期は売上高が93億79百万円、営業利益が2億42百万円、経常利益が3億86百万円だったが、第2四半期は売上高が106億58百万円、営業利益が4億88百万円、経常利益が6億86百万円だった。第2四半期から緩やかに回復傾向だ。
 
 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が20年5月期比横ばいの428億60百万円、営業利益が9.8%減の17億30百万円、経常利益が9.0%減の25億97百万円、純利益が11.7%減の16億80百万円としている。配当予想は20年5月期と同額の56円(第2四半期末28円、期末28円)である。
 
 第2四半期累計の進捗率は売上高が46.7%、営業利益が42.2%、経常利益が41.3%である。進捗率はやや低水準の形だが、第2四半期から需要が緩やかに回復傾向であり、後半の挽回を期待したい。
 
■株価は減益予想を織り込み済み
 
 株価は上値が重くモミ合い展開だ。第2四半期累計の減収減益に対しても反応薄だった。通期減益予想を織り込み済みだろう。調整一巡して出直りを期待したい。12月28日の終値は6050円、時価総額は約690億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)