2020年のコロナ禍から一足早く経済復調を果たした中国は、2021年は経済対策で緩和した金融の正常化を図りつつ、経済を持続的に発展させていく危機対応からの出口を模索することになる。大和総研経済調査部主席研究員の齋藤尚登氏は12月22日、「中国:21年の経済政策運営の重点を読み解く」と題したレポート(全3ページ)を発表し、2021年の中国経済を展望した。レポートの要旨は以下の通り。 ◆2020年12月1・・・・
国内大循環と双循環でポストコロナを先駆ける中国=大和総研が2021年の見通し
2020-12-28 09:10

- ・コロナ封じ込めにいち早く成功した中国、来年の経済成長率は8%に=大和総研の予想(2020/12/18)
- ・コロナ禍を克服し、経済回復が明瞭となった中国の死角=大和総研(2020/11/24)
- ・イノベーションを中核に国内大循環、中国の次期5カ年計画の骨子発表=大和総研が解説(2020/11/02)
- ・中国の新しい生活様式「健康コード」で経済活動が正常化=大和総研(2020/10/21)
- ・雇用確保から民間企業支援へ、着実に進展する中国の経済回復=大和総研が現状分析(2020/09/24)
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