ハノイ市に建設された都市鉄道(メトロ)2A号線(ドンダー区カットリン~ハドン区間)は、12日から20日間にわたり全区間でシステム全体の試運転を行う。これは本格的な運転開始を見据えた最終テスト。

  メトロ2A号線で使用する4両編成13本の全ての車両を今回の試運転に投入する。4両編成1本あたりの乗車定員は900人余り。車両の設計最高速度は時速80km、営業運転時の平均走行速度は時速35km。始発駅と終着駅との間(全長約13km)の所要時間は30分となっている。

  今回の試運転では、本格的な運行開始を想定しているため、20日間連続で午前5時から午後11時まで終日車両を運行する。車両の運行本数は通常時間帯が6本、ラッシュ時間帯が9本となる。

  通常時間帯は6~7分の間隔で、ラッシュ時間帯には2~3分の間隔で車両が各駅に到着し、各駅では乗客の乗降のために車両が30秒停車する。

  試運転を行うのは、中国人技術者など約200人、ベトナム人運転士および職員ら約600人の計800人。フランスのコンサルティング会社が試運転を監視し、安全面などを評価する。

  その後、フランスのコンサルティング会社は2021年1~3月にメトロ2A号線に安全証明書を発給する予定。同案件の事業主である交通運輸省が検分し、ハノイ市に同事業を引き渡す流れとなる。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)