香港上海銀行(HSBC)が先般発表した調査結果によると、コロナ禍の影響があるにもかかわらず、ベトナム企業の過半数が2021年の成長を楽観視していることが明らかになった。

  この調査にはベトナムから200社が参加。調査結果によると、ベトナム企業の55%が2021年の成長を楽観視しており、世界平均の21%を大きく上回った。ただし、「+5%以上の成長」を見込むと回答した企業の割合は66%で、前年の92%を大きく下回っている。

  一方で、悲観的な姿勢を示したり、事業縮小を予定するという企業の割合は26%で、前年の4%から大きく増えている。

  なお、自社の利益がコロナ前の水準まで回復する時期については、ベトナム企業の59%が「2021年を目処に回復」と回答。86%は「2022年を目処に回復」と回答した。同様の質問に対し、世界各国の企業で「自社の利益が2021年を目処にコロナ前の水準まで回復する」と回答したのは全体の45%程度に留まった。

  全体的に、新型コロナによるベトナム企業の影響は世界各国の企業と比べて限定的という結果となった。ベトナム企業の68%が「コロナ禍に対応するため、多くの対策に取り組んできた」と回答。具体的には、半数近い企業がコストやリスクの削減を図ったとしている。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)