ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は30日、試験期間を経て、ハノイ市で第5世代移動通信システム(5G)の商用サービスを開始した。ベトナム国内で商業ベースの5Gサービスが提供されるのはこれが初めて。

  5G対応のスマートフォン利用者は、◇ホアンキエム区、◇バーディン区、◇ハイバーチュン区という都心に位置する3つの区でSIMカードを交換することなく5Gサービスを体験利用できる。体験期間中は通信量無制限で5Gサービスを無料利用することが可能。

  同社の5Gシステムでは自社開発による機械設備と海外から輸入した機械設備を活用してサービスを展開。ハノイ市を皮切りに、南中部沿岸地方ダナン市、ホーチミン市でも5Gの商用サービスを順次開始していく方針。

  また、ベトテルとは別に、ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)傘下のビナフォン(Vinaphone)と情報通信省傘下のモビフォン(MobiFone)の国営2社も5Gの試験導入を行っており、2021年中に商業ベースでのサービスを開始する計画だ。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)