(決算速報)
 マーケットエンタープライズ <3135> (東マ)は11月12日の取引時間終了後に21年6月期第1四半期の連結業績を発表した。増収減益だった。ネット型リユース事業は利益率改善したが、メディア事業およびモバイル通信事業が特需の反動で減益だった。通期は据え置いて大幅増収増益予想(レンジ予想)としている。ストック収益が着実に増加しており、通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は8月の年初来高値圏から反落して水準を切り下げている。目先的には減益を嫌気する可能性もあるが、下値限定的だろう。
 
■21年6月期1Qは特需の反動で減益、通期は大幅増益予想
 
 21年6月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比10.5%増の28億70百万円、営業利益が4.2%減の1億63百万円、経常利益が6.2%減の1億60百万円、純利益が9.4%減の84百万円だった。増収減益だった。
 
 ネット型リユース事業(36.9%増益)は広告宣伝費率の引き下げで利益率改善したが、メディア事業(5.7%減益)モバイル通信事業(9.7%減益)が特需の反動で減益だった。販管費の増加も影響した。
 
 通期の連結業績予想(レンジ予想)は据え置いて、売上高が135億円~145億円(20年6月期比23.8%増~33.0%増)、営業利益が7億30百万円~9億円(同11.3%増~37.2%増)、経常利益が7億33百万円~9億03百万円(同10.4%増~36.0%増)、そして純利益が3億60百万円~4億50百万円(同23.4%増~54.3%増)としている。
 
 新型コロナウイルス影響の長期化など不透明感があるが、引き続き積極的な事業展開で大幅増収増益予想としている。第1四半期の進捗率は低水準だが、ストック収益は着実に増加している。通期ベースで収益拡大を期待したい。
 
■株価は下値限定的
 
 株価は8月の年初来高値圏から反落して水準を切り下げている。目先的には減益を嫌気する可能性もあるが、下値限定的だろう。11月12日の終値は2182円、時価総額は約114億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)