経済専門家カン・バン・ルック博士とベトナム投資開発銀行[BID](BIDV)訓練研究所はこのほど、「国内総生産(GDP)の見直しの影響と政策提言」と題したマクロ経済に関する最新レポートを発表した。

  報告によると、統計総局が昨年末に公表した2010年~2017年のGDPの見直し結果に基づく2020年の名目GDPは3346億USD(約35兆円)と推定され、国際通貨基金(IMF)が10月に発表した予想値である3406億USD(約35兆4000億円)を下回る。

  また、1人当たりGDPは2020年に3448.5USD(約36万円)、2030年には6500USD(約68万円)に増加すると予想されている。

  ルック博士とBIDV訓練研究所は2021~2030年までの経済発展計画に対する以下の5つの政策を提言した。

◇統計総局は統計データを更新し公表すること。
◇統計レポートの客観性を高めるために、統計機関の独立性を向上させること。
◇中央レベルと地方レベルの間の社会経済指標に関する統計結果の正確性と一貫性を確保すること。
◇GDPの見直しに基づく社会経済指標を合理的に調整すること。
◇科学技術の開発やデジタル化、インフラ整備、人的資源開発などに注力すること。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)