企業合併買収投資研究センター(CMAC)が、合併・買収(M&A)情報を提供するマージャーマーケット(Mergermarket)などの情報を総合したデータによると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により2020年におけるベトナムのM&A取引額は前年比▲51.4%減の35億USD(約3640億円)と予想されている。

  ただし、2021~2022年のベトナムのM&A市場はV字回復する可能性がある。2021年の取引額は45億~50億USD(約4700億~5200億円)となり、2022年には70億USD(約7300億円)へと急増する見通し。

  ベトナムでのM&A取引は、主に不動産、銀行、工業、小売、エネルギーなどの分野で行われている。2019~2020年の代表的な取引として、マサングループ[MSN](Masan Group)やビナミルク[VNM](Vinamilk)などの民間企業の取引が挙げられる。

  なお、2020年1~6月期における世界のM&A取引件数は前年比▲32%減の6943件で、取引額は同▲52%減の9017億USD(約94兆円)だった。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)