グエン・スアン・フック首相は、20日に開幕した第14期(2016~2021年)第10回国会で2020年の経済社会計画の実施状況を報告し、2021~2025年の5か年の計画案を発表した。

  首相は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)や気象変動、自然災害などの影響により、2020年の国内総生産(GDP)成長率が+2~3%になる見通しで、目標だった+6.8%を達成できないとの見解を示し、「我が国の経済の回復力は確固たるものではなく、 競争力と自律性はまだまだ限りがある」と評した。

  これに伴い、2016~2020年の5か年の年平均GDP成長率は+5.9%となり、こちらも目標だった+6.8%から予想修正となった。なお、2020年における国民1人当たりのGDPは2750USD(約29万円)で、目標とした3200~3500USD(約34万~37万円)には届かない見通し。

  2021年の目標は以下の通り。

+GDP成長率:+6.0%
+消費者物価指数(CPI)上昇率:+4.0%
+医療保険加入率:91.0%
+訓練を受けた労働者の比率:66.0%

  2021~2025年の5か年の目標は以下の通り。

+年平均GDP成長率:+6.5~7.0%
+2025年における国民1人当たりのGDP:4700~5000USD(約50万~53万円)
+GDPに占めるデジタル経済の割合:20%(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)