(決算速報)
 中本パックス <7811> は10月12日の取引時間終了後に21年2月期第2四半期累計の連結業績(10月1日に上方修正済み)を発表した。増益で着地した。純利益は負ののれん発生益も寄与した。通期予想を据え置いたが、上振れ余地がありそうだ。株価はボックスレンジから上放れの動きを強めている。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
 
■21年2月期2Q累計は計画超で増益着地、通期も上振れ余地
 
 21年2月期第2四半期累計連結業績(10月1日に上方修正)は、売上高が前年同期比0.2%減の171億61百万円、営業利益が3.1%増の7億84百万円、経常利益が1.6%増の8億07百万円、純利益が23.2%増の6億83百万円だった。
 
 売上高は微減収だが期初計画を上回り、営業活動自粛による経費圧縮も寄与して増益で着地した。純利益は負ののれん発生益(持分法適用関連会社の三国紙工を連結子会社化)も寄与した。なお売上面は新型コロナウイルスの影響で、食品関連の業務用包材、IT・工業材関連の自動車内装材などが低調だったが、食品関連のスーパーマーケット向け包材、持ち帰り用容器、医療・医薬関連の防護服・フェイスシールド受託加工、建材関連の機能性建材などが好調だった。
 
 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が20年2月期比1.2%増の345億円、営業利益が6.2%増の16億29百万円、経常利益が2.6%増の16億50百万円、純利益が5.7%増の11億48百万円としている。
 
 第2四半期累計の進捗率は売上高49.7%、営業利益48.1%である。期初時点で下期回復の計画であり、第2四半期累計が計画を上回ったことで、通期も上振れ余地がありそうだ。収益拡大を期待したい。
 
■株価は上値試す
 
 株価はボックスレンジから上放れの動きを強めている。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。10月12日の終値は1621円、時価総額は約132億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)