コワーキングスペース大手のトーオン(Toong=ハチの巣)は近く、ホーチミン市で4か所、カンボジアの首都プノンペンで1か所の計5か所の新拠点を開業する。

  プノンペンの拠点は、モニボン(Monivong)大通りにある複合施設内に入居し、延床面積は約1000m2。物件オーナーとの交渉など開業に向けた準備が既に完了しており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が収束すれば、すぐにも内装工事に入るという。

  同社はカンボジア市場を有望視し、モニボン大通りにある複合施設内の拠点だけでなく、同国のほかの複数箇所でも新拠点を開業する計画がある。

  同社は既にラオスへの進出を果たしている。首都ビエンチャンにあるロイヤル・スクエア・クラウン・プラザ(Royal Square Crowne Plaza)内で延床面積約600m2の拠点を運営しており、成功を収めている。

  近く開業するホーチミン市の新拠点4か所は、延床面積が合わせて約5000m2となる。このうち、1区グエンビンキエム(Nguyen Binh Khiem)通りにあるウインクホテル(Wink Hotel)内の拠点と3区ボーティサウ(Vo Thi Sau)通りにあるビラ内の拠点の延床面積が最も大きく、それぞれ約1300m2となる。

  開業すれば、同社の拠点は21か所に拡大する。このうち国内拠点が19か所(◇ホーチミン市11か所、◇ハノイ市5か所、◇南中部沿岸地方ダナン市2か所、◇同カインホア省ニャチャン市1か所)、海外拠点が2か所(ラオス1か所、カンボジア1か所)となる。

  コワーキングスペースでは、オフィス機器を完備したスタイリッシュなワークスペースや会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら、それぞれが独立した仕事を行うことが可能。新型コロナ禍により中小企業や零細企業、スタートアップ企業などがコスト削減策として従来のオフィスからコワーキングスペースに切り替える傾向が強まっていることが、コワーキングスペース市場の追い風になっている。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)