シンガポールの経済ニュースサイト「ディールストリートアジア(DealStreetAsia)」の情報として、東南アジア各国で配車サービスを展開するシンガポール系グラブ(Grab)とインドネシア系ゴジェック(Go-Jek)が合併交渉を進めていると国内メディアで大々的に報じられている。

  情報筋によると、両社に出資している投資家らは交渉を早期に実現すべく、積極的にプッシュしているという。

  しかし、業界関係者によると、配車市場で圧倒的なシェアを握っているグラブが競合の同業他社と合併しさらに強さを増すことは、競争に関するベトナムの現行規定に抵触し、合併が実現すれば当局から捜査を受けることになる可能性がある。

  グラブが2018年に同業ウーバー(Uber)の東南アジア事業を買収した際も同様だった。この買収について、ベトナム当局は約1年にわたり当事者から事情を聞いたり、意見交換や当事者が提供した書類の審査などを行ったりし、会合を重ねた末にようやく「規定に違反しない」との結論を出した。

  なお、数か月前には地場配車アプリの「ファストゴー(FastGo)」と「ビー(Be)」が合併交渉を進めているという噂が流れたが、ビーの責任者がこれを否定した。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)