商工省電子商取引・デジタル経済局がこのほど発行した「電子商取引(eコマース=EC)白書2020」によると、2019年のベトナムのB2C(Business to Customer=企業対消費者取引)のEC売上高は前年比+25%増の100億8000万USD(約1兆0700億円)だった。伸び率は前年の+30%から減速したが、2016年の+23%、2017年の+24%を上回った。

  2019年にオンラインショッピングをした人の数は、前年に比べ+490万人多い4480万人。1人当たりの購入額は+23USD(約2440円)増の225USD(約2万4000円)だった。オンラインショッピングを1回以上したことがある人の割合は、前年の70%から77%に上昇した。

  オンラインショッピングの際に利用した端末は、携帯電話が前年の81%から90%に増加した。一方、パソコン(デスクトップ、ノート型)は前年の61%から36%に減少した。

  購入する割合が多い商品やサービスのトップ10は以下の通り。

◇スパ・美容サービス(45%)
◇音楽・動画・DVD・ゲーム(45%)
◇コンサルティングサービス・オンライン教育(38%)
◇ホテル・観光ツアーの予約(29%)
◇航空機・鉄道・バスのチケット(28%)
◇本・文房具・花・贈答品(28%)
◇IT・電子機器(20%)
◇衣服・履物・化粧品(18%)
◇映画・コンサートなどのチケット(13%)
◇食品(8%)

  オンラインショッピングで多くの人に利用されている入り口は3つある。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)と携帯アプリがともに57%で最も多く、次いでECサイトの52%となっている。SNSと携帯アプリの利用者割合はともに増加したのに対し、ECサイトは減少した。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)