地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンスマート(VinSmart Research and Manufacture=VinSmart)は、米国の大手医療機器メーカーであるメドトロニック社(Medtronic)との間で人工呼吸器部品の製造に関する戦略的事業提携契約を締結したことを明らかにした。

  これにより、ビンスマートは、人工呼吸器の主要部品である送風機(air blower)を製造し、メドトロニックに供給する。ビンスマートの製造する送風機は、メドトロニックの人工呼吸器に搭載される。

  8月上旬に最初の製品ロットが出荷された。メドトロニックとの契約のもと、ビンスマートは2020年末までに米国とアイルランドに合わせて5万点を輸出する計画だ。

  新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に蔓延している中、VICは4月からメドトロニックの人工呼吸器「PB560」の設計に基づき自社ブランドの人工呼吸器の研究開発(R&D)に着手。既に流通許可を保健省から取得しており、大量生産を可能としている。

  VICの自社ブランド人工呼吸器の現地調達率は70%に上る。これまでにロシア、ウクライナ、シンガポールへの輸出を果たした。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)